約 6,516,078 件
https://w.atwiki.jp/sh_2ch/pages/69.html
この項では当Wikiの編集方針を説明します。 歌手逆引き1期・2期・その他の区分について 歌っている・語っている曲について 歌手・語り手の掲載判断 サポートメンバーとゲストの判断 関連CDCDの肩書き 参加者の掲載について 在庫状況について 関連DVDDVD名 キャストについて 関連写真集全般 コンセプトコンサート・ライブセットリスト情報 歌詞関係全般 ライブ限定歌詞について その他歌詞関係 一部情報の表記について公式では非公開の情報 公式で一時的に公開され、しかしすぐに隠された情報 その他情報表記に関して 編集権限についてトップページ等主要ページ 歌手やCD等のページ 歌手逆引き 1期・2期・その他の区分について CDではElysion ~楽園幻想物語組曲~、DVDではSound Horizon LIVE DVD 『Elysion~楽園パレードへようこそ~』までを1期とし、少年は剣を…からを2期と呼びます。 その他についてはRevo氏が作曲を行ったCDを指します。 歌っている・語っている曲について 当Wikiでは、基本的にCD音源において歌っている・語っている人のみ歌手欄に記入します。 ライヴやコンセプトコンサートの代役については、各ページで確認してください。 歌手・語り手の掲載判断 歌手は1度でもゲスト出演した場合、追加します。 この出演とはCD、舞台の双方を指します。 サポートメンバーとゲストの判断 公式にゲストとされているメンバーに関してはゲストと表記します。 その他、特に表記が無い場合はサポートメンバーと表記します(但し、例外あり)。 関連CD CDの肩書き 公式で発表されているものを利用します。 例:Romanは5th Story CD、イドへ至る森へ至るイドはPrologue Maxi 参加者の掲載について 基本的には歌手を掲載していますが、サポートメンバーとして起用されている語り手も含みます。 現在ではIke Nelsonが其れに当たります。 語りが無い声優としての出演は今の所掲載する予定はありません(必要性が生まれれば掲載します)。 在庫状況について 絶版……CDの販売が無い状態 入手困難……もしかしたら手に入るかもしれない状態 有り……十分購入可能な状態 関連DVD DVD名 公式で発表されているものを利用します。 キャストについて 基本的には歌手ですが、正式メンバーとして起用されている語り手も含みます。 現在ではIke Nelson、Saschaが其れに当たります。 関連写真集 全般 関連DVDと同様の扱いとします。 コンセプトコンサート・ライブ セットリスト情報 基本的にスレでの報告及び管理陣の記憶から作成するため間違いがある場合もあります。 大体あってるとは思いますが、参考程度で考えて下さい。 明らかな間違い等がありましたら修正いたしますので、コンタクトもしくは Twitterのアカウント にリプライを飛ばしていただけますと幸いです。 歌詞関係 全般 このまとめwikiでは SHを歌おう@wiki を推奨しています。 ライブ限定歌詞について スレに報告等があった場合、それをメモ程度に引用することはありますが、歌詞を全て記載することはありません。 その他歌詞関係 著作権に引っ掛かる(引用の範囲を超える)と管理陣が判断した場合、記載自体がされないこともあります。 一部情報の表記について 公式では非公開の情報 隠しページのURLやパスワードなどは一切記載しません。避難所(したらば)のネタバレスレを遡ってみてください。パスワードは大抵の場合であります。 URLはCDの裏ジャケットやジャケットにひっそりと隠されていることが多いので、探してみましょう。(少年は剣を…、イドへ至る森へ至るイド、タイアップのCDには有りません)。 公式で一時的に公開され、しかしすぐに隠された情報 基本的に公式情報はwiki上に残します。 但し、本来出ていてはいけない情報(ファイルのコメント部分が出ている等)等に関しては管理陣がSalon de Horizon事務局様、キングレコードのSound Horizon担当者様、Sound Horizon公式ホームページの運営様にそれぞれ確認し、どこか1箇所でも表記に問題があると判断を下した場合、表記が削除されることもあります。ご了承ください。 その他情報表記に関して 当wikiの管理陣である程度の情報の裏付けなどはとっていることが多いのですが、ミス等も多いのが現状です。 発見されましたら、コンタクトもしくは 当wikiのツイッターアカウント へリプライをして戴けると幸いです。 編集権限について トップページ等主要ページ 管理者のみ編集可能となっています。 歌手やCD等のページ 編集者以上が編集可能となっています。
https://w.atwiki.jp/lhaotisuka/pages/27.html
2014年6月19日に開設されたLINEアカウントの過去ログ。送付されてきた画像については、権利関係の懸念のため文字情報に置き換えてあります。Linked Horizonも兼用しているようではありますが、2016年10月を最後に、2017年になってからの更新は一度もありません。 2014年6月~10月 …主に『Vanishing Starlight』について。[似て非ならざるLINE]はここ。 2014年12月~2016年 …主に『Nein』『Linked Horizonの進撃関連お知らせ』について。西洋骨董屋根裏堂News Letterはここ。 2019年~2020年 …主に『絵馬に願ひを!』PE、その他お知らせ等。 2021年~ …主に『絵馬に願ひを!』FE、その他お知らせ等。
https://w.atwiki.jp/sh_2ch/pages/201.html
Linked Horizonとしては二枚目のアルバム。アニメ『進撃の巨人』Season 2 オープニング、『心臓を捧げよ!』を含む全11曲+ボーナストラックを収録。 初回限定版にはBlu-rayが付属する(現時点で内容は未発表)。 同アルバムの発表とほぼ同時に、ライブツアーLinked Horizon Live Tour 2017『進撃の軌跡』の実施も発表された。 初回限定版の開封には最新の注意を払い、風の無いところで行うべき。Sound Horizonとしてはよくあること。 特設サイト 発売日 価格 参加者 収録曲共通曲(参加者は暫定) 初回限定版のみボーナストラック(参加者は暫定) 特典Blu-ray その他 特設サイト http //shingeki.linked-horizon.com/ 発売日 2017/05/17 価格 初回限定版¥3,980+税 通常版¥3,000+税 参加者 作曲・編曲・作詞Revo ボーカルRevo 月香 福永実咲 MANAMI 松本英子 柳麻美 ボイス井上麻里奈 神谷浩史 ナレーションサッシャ バンドギター西山毅 YUKI Leda ベース長谷川淳 キーボード五十嵐宏治 ドラム淳士 joe パーカッション三沢またろう ハープ朝川朋之 弦一徹ストリングス 鈴木正則ブラスセクション 高桑英世木管アンサンブル クワイヤ、コーラス合唱団響-Kyo- [栗友会] Ensemble音の葉 Voces Tokyo クワイヤ、合唱指揮木場義則 収録曲 共通曲(参加者は暫定) 二ヶ月後の君へRevo Sascha 紅蓮の弓矢Revo Sascha 井上麻里奈 14文字の伝言松本英子 Sascha 紅蓮の座標 Revo Sascha 最期の戦果月香 Sascha 神谷浩史 神の御業松本英子 福永実咲 月香 MANAMI 柳麻美 Sascha クワイア 自由の翼 Revo Sascha 双翼のヒカリMANAMI Sascha 自由の代償 Revo Sascha 彼女は冷たい棺の中で福永実咲 Sascha 心臓を捧げよ!Revo Sascha 初回限定版のみ ボーナストラック(参加者は暫定) 青春は花火のようにRevo Sascha 特典Blu-ray 自由の代償[劇場版Size]Revo Sascha その他 鎖地平団としては久々の作品。 シングルにも参加していた柳麻美が続投、新たに歌姫が四名と告知。 アニメ『進撃の巨人』タイアップしたLinked Horizonの楽曲が初回版では全て、通常版でもスピンオフ作品のOP以外は全収録。 事実上、全楽曲が『進撃の巨人』のイメージソングとなっている(ルクセンダルク大紀行に近い)。 『神の御業』はクワイア+歌姫か。映像版の神の光に近しい? シングル盤が存在する楽曲であっても別収録(事実上の新録?)で、楽器やSEの追加、ボイスの追加が行われている。例えば紅蓮の弓矢は一部ギターパートが追加されていたり、クワイア調整、冒頭部のボイス追加など。 (劇場場のOPに至ってはほぼ新録になっている。) Linked Horizonの作品を一部オマージュしたり、既存の進撃の巨人のフレーズを利用している楽曲がある。前者はTheme of Linked Horizon、後者はpoca felicità形式。 Sound Horizon側の作品を一部匂わせている(オマージュしている)楽曲もある。14文字の伝言(→11文字の伝言)など。 『星の綺麗な夜』のあの第一から第十をトラックナンバーに合わせると?
https://w.atwiki.jp/sh_2ch/pages/187.html
なんりゆうか。私。 Revo作品としての初参加作品は【poca felicità】で、Sound Horizonの名義が絡む範囲では【Dream Port 2008】が一応ある(DVDに出演している)ものの、正式な初参加は9th Story CD【Nein】。 最新のアルバム、Neinに参加することが発表された。 Sound HorizonとはFiction Junction YUUKAとしてダブルライブを行ったといった関わりがある。 歌っている・語っている曲一覧第二期 その他 歌っている・語っている曲一覧 第二期 9th Story CD 【Nein】食物が連なる世界 最果てのL その他 poca felicitàLui si chiama... ~ 私の大切な人...彼の名は... ~ Dream Port 2008映像に出演している
https://w.atwiki.jp/sound_horizon/pages/2.html
メニュー トップページ メニュー カウンター: - Prologue Maxi 【イドへ至る森へ至るイド】 光と闇の童話 この狭い鳥籠の中で 彼女が魔女になった理由 6th Story CD 【Moira】 冥王 -Θανατος- 人生は入れ子人形 -Матрёшка- 神話 -Μυθος- 運命の双子 -Διδυμοι- 奴隷市場 -Δουλοι- 雷神域の英雄 -Λεωντιυς- 死と嘆きと風の都 -Ιλιον- 聖なる詩人の島 -Λεσβος- 遥か地平線の彼方へ -Οριζοντας- 死せる者達の物語 -Ιστορια- 星女神の巫女 -Αρτεμισια- 死せる乙女その手には水月 -Παρθενος- 奴隷達の英雄 -Ελευσευς- 死せる英雄達の戦い -Ηρωμαχια- 神話の終焉 -Τελος- 神の光 -Μοιρα- Story Maxi 【聖戦のイベリア】 争いの系譜 石畳の緋き悪魔 侵略する者される者 5th Story CD 【Roman】 朝と夜の物語 焔 見えざる腕 呪われし宝石 星屑の革紐 緋色の風車 天使の彫像 美しきもの 歓びと哀しみの葡萄酒 黄昏の賢者 11文字の伝言 屋根裏部屋 truemessage 1st MAXI Single 【少年は剣を…】 終端の王と異世界の騎士 ~The Endia & The Knights~ 緋色の風車 ~Moulin Rouge~ 神々が愛した楽園 ~Belle Isle~ 4th Story CD 【Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜】 エルの楽園[→ side E →] Ark エルの絵本【魔女とラフレンツェ】 Baroque エルの肖像 Yield エルの天秤 Sacrifice エルの絵本【笛吹き男とパレード】 StarDust エルの楽園[→ side A →] リンク 【公式HP】 Sound Horizo Sound Horizon officialsite 【参考HP】 Sound Horizon wiki Sound Horizon 歌詞wiki ここを編集
https://w.atwiki.jp/sound_horizon/
【勝手に】sound horizon【考察】へようこそ♪ sound horizonについて考察サイトするサイトです。 以前は管理人いてちまちま行っていましたが、更新が思うようにできなくなってしまったので「どなたでも」更新できる設定に直しました。 また、SHは人によって考察や感じ方が違ってまいります。 もし考察の観点で前に更新した方と自分の考えが違っている場合は、前の方を消すのではなく、こんな考えもできるよーという感じで仲良くやりましょう。 Sound Horizonについて知っている前提で書き始めますので、もしSound Horizonって何?って方が流れ着いたのならば、 まずはこちらの 領主のHPで音楽を視聴し、興味を持ったのならwikiで勉強をして 公式HPに顔を出してみることをお勧めします。 それでは皆さま、ごゆるりとお過ごしください♪ @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/lebekun/pages/304.html
曲名 SEA HORIZON 点数 73 備考 イントロの夏らしいギターサウンドに期待感溢れるサビのメロディで、これから開始される釣りへの情熱が感じられてグッド。そのうち、「全く気付かないうちにSEA HORIZONがNirvanaのSmells Like Teen Spiritになる」って動画を作ります(作りません) 関連ワード 73
https://w.atwiki.jp/sh_2ch/pages/183.html
ノエル。 公式において、ヴァニシング・スターライトへの参加が発表された謎の人物。 Sound Horizonの過去の楽曲には所謂『屋根裏シリーズ』があるが、その一曲において『著者』とされている人物の名前が【Noël Malebranche】である。 また、『ヴァニシング・スターライト』において『VANISHING STARLIGHT』と『SOUND HORIZON』の両側にクレジットされている事などから、該当作品における似て非なる人という可能性が否定できない。 とか言っていたらNeinにまさかの本格参戦した。 Romanにも妹として『ノエル』の名前は出てくるが、妹=女性である以上綴りがNoelleと微妙に別人っぽい。 歌っている・語っている曲一覧第二期 歌っている・語っている曲一覧 第二期 Anniversary Maxi 【ヴァニシング・スターライト】よだかの星 Mother Interview with Noël 9th Story CD 【Nein】西洋骨董屋根裏堂 最果てのL
https://w.atwiki.jp/sh_2ch/pages/91.html
じょえる。 Sound Horizon第二期からのサポートメンバー。 初参加作品はPrologue Maxi 【イドへ至る森へ至るイド】。 ちなみに キングレコードからデビューしている 。 Neinに参加することが発表された。 公式ブログ → http //d.hatena.ne.jp/Everydaymusic/ 歌っている・語っている曲一覧第二期 Linked Horizon 歌っている・語っている曲一覧 第二期 Prologue Maxi 【イドへ至る森へ至るイド】この狭い鳥籠の中で 7th Story CD 【Marchen】宵闇の唄 磔刑の聖女 暁光の唄 New Maxi Single 【ハロウィンと夜の物語】星の綺麗な夜 朝までハロウィン おやすみレニー 9th Story CD 【Nein】忘れな月夜 最果てのL Linked Horizon 【ルクセンダルク小紀行】希望へ向う譚詩曲 [Long Version] 【ルクセンダルク大紀行】Theme of the Linked Horizon ルクセンダルク紀行 花が散る世界[Vocalized Version] 希望へ向う譚詩曲[Long Version]
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8959.html
このページは2024年5月23日に実施されたアップデート「Horizon レトロウェーブ」を基準としています。 アップデートによる変更は1シリーズ置いてからの記述をお願いします。 Forza Horizon 5 【ふぉるつぁ ほらいぞん ふぁいぶ】 ジャンル アクションレーシング 対応機種 Xbox OneXbox Series X/SWindows 10(Microsoft Store/Steam) 発売元 Turn 10Xbox Game Studios 開発元 Playground Games 発売日 先行アクセス(*1) 2021年11月5日一般販売 2021年11月9日 定価(税込) 通常版 7,590円デラックスエディション 8,900円プレミアムエディション 11,879円 プレイ人数 オフライン 1人オンライン 1人~12人 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント 舞台はメキシコシリーズ最大かつ多様性のあるマップ一部モードでレイトレーシング対応初期に起こった大量のバグプレイリストは続投 Forza Motorsportシリーズ 概要 本作の新機能 評価点 改善点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 オープンワールドレーシング『Forza Horizon』の5作目。 兄貴分である『Forza Motorsport』の描画エンジンや物理エンジンを使っているが、『Motorsport』シリーズのように荷重移動を意識せずとも減速すれば曲がるカジュアルな操作系と、『Motorsport』シリーズ譲りのスプリングレートや車高によって変化するセッティングの奥深さを併せ持っている。 今までレーシングシミュレーターである『Motorsport』と交互にリリースされていたが、今作は『Motorsport(2023)』の開発遅れもあり、『Horizon 4』から連続でリリースされた。 『Horizon』シリーズは毎回別の地域を題材としているが、今回はメキシコが舞台。 特徴的な街として「グアナフアト」が舞台の一部となっているが、メキシコらしい多種多様の地形を取り入れるため、あくまでも現実の地形をそのまま再現するのではなく、ゲーム用に大幅にアレンジが入っている。 例えば現実ではグアナフアトからプラヤ・アズールまでは500kmほど離れているが、『Horizon 5』上では数十キロまで短縮されている(*2)。 Xbox系ダウンロード版と、Windowsストア版に関しては前作同様にXbox Play Anywhereというサービスで、ゲーム本体の相互ダウンロードやセーブデータの共用が可能。 Xbox系列の中でもOneとXSX列間ではスマートデリバリーにより相互使用が可能になっている。 前作までと同様、本作でも2つの拡張パスが用意されている。 + 拡張パスについて詳細 Hot Wheels 『Horizon 3』以来の登場となる。日本では2022年7月19日より開始。 『Horizon 3』では海上が舞台であったが、今回はメキシコの上空の雲の上にある「Hot Wheels パーク」が舞台となっている。 コースの背景にはしっかりとメキシコの本編マップが存在し、上から見渡すことができる。コースから飛び降りる事もできるが、その場合はメキシコに直接帰れるわけでは無く、「Hot Wheels パーク」内のルート上に戻される。 『Horizon 3』の時とは異なり、本作では森林の上空や壮大な滝の上を走る「フォレスト・フォールズ」・凍り付いたツンドラが溶岩の中に流れ込む「アイス・コルドロン」・荒々しい岩山が舞台の「ジャイアンツ・キャニオン」・ホライゾンフェスティバルの中心地となる「ホライゾン・ネクサス」の、4つのバイオームから成り立っている。もちろん、マップ上のルート以外の場所も探索可能。 ルート外を探索するには、マップ上で点線になっている部分であれば地表に降りられるので、そこから降りて探索する必要がある。 様々なミッションが用意されている「Hot Wheels アカデミー」をこなしていくのが今回のメイン。 車のパフォーマンス クラス(以下クラス)別に5つの「ランク」があり、それぞれ「ルーキー(Bクラス)」「プロ(Aクラス)」「エキスパート(S1クラス)」「エリート(S2クラス)」「レジェンド(Xクラス)」となっている。 なお、最後の「レジェンド」に関しては、Xクラスの車を要求される課題があるわけではなく、出走可能なPIの上限が解放されるだけである。 いずれのランクも、「メジャー ミッション」と「マイナー ミッション」の2つからなる。 レースコースは「スピード(メキシコ本土での「ロードレース」)」「ハザード(メキシコ本土での「ダートレース」)」の2つ。 本拡張パスで初登場の車は10台。ゲーム進行で入手すると同時にオートショーでも購入可能になる。 ファストトラベルは無料で行える。しかもメキシコのファストトラベルと違い、今まで行ったところの無い場所でもファストトラベル可能。その理由は序盤にアナウンスしてくれる。 そのためか、ファストトラベルボードは設置されていない。 ラリー アドベンチャー 第2弾として2023年3月29日より登場。リアル路線の拡張パスで今回は『Horizon 1』の拡張DLC以来となるラリーレースがテーマ。 これまでは第1弾がリアル路線、第2弾がファンタジー路線としてリリースされていたが、本作では逆となった。 メキシコのどこかに存在する架空の地「シエラ・ヌエバ」が舞台。これまでのリアル路線拡張パスとは異なり、今回は離島マップではない。 ラリーがテーマということもあって小さな町、放棄された採石場、峡谷、ヤシの森、砂漠、丘…と本土マップよりも更に自然色の強いマップとなっている。 コースの方もスピードを出せる直線が少なく、難易度の高い険しいカーブやヘアピンが中心と全体的にテクニカルな構成である。 チュートリアルを完了させた後「Horizon Raptors(ダートラリー)」「Apex Predators(ロードラリー)」「Grit Reapers(ナイトラリー)」の3チーム内から1つを選択。 加入したチームから課された様々なミッションをこなして「評判ポイント」を溜めていき、一定ポイントまで溜めると他のチームへ新たに加入可能になる。 これを3チーム分行っていき、さらに各チームの「チャンピオンレース」で優勝すると出現する最終レース「Horizon Badlands ゴリアテ」で優勝を果たすのが最終目標となる。 ちなみに、「チャンピオンレース」のみ使用車種は固定。レースに初勝利できればその車がもらえる流れとなる。 本拡張パス専用のレース方式として「Horizonラリー」が追加。 これは現実のラリーと同じく1台によるタイムアタック方式のレースで、各セクション毎のタイムと順位が随時表示される「ミニリーダーボード」の他、専用演出でコ・ドライバー風の「ベースノートアイコン表示」と「音声によるナビゲート」が行われる。 なお、現実のラリーとは異なりコ・ドライバーは搭乗せず、代わりに上空を飛ぶヘリコプターの乗員がコースのナビゲートを行う。 従来の全車同時出走方式のレースは「Horizonレース」として健在。レース参加時に2つのレース方式から任意で選択することになる。 レースコースはグラベル主体の「ダートラリー」と、舗装路のみの「ロードラリー」に加え、夜間レースの「ナイトラリー」の3つ。全て1本道コースであり、周回コースは存在しない(*3)。 「チャンピオンレース」は道路以外の専用ルートも使う、本編マップにおけるクロスカントリーレースの要素も含まれている。 本拡張パスで追加される車は10台で全てシリーズ新規収録。『Hot Wheels』と同じくゲーム進行で入手すると同時にオートショーでも購入可能になる。 残念ながら「Hot Wheels」と異なりファストトラベルは有料で、本編マップでのファストトラベルボード発見状況に応じた金額を請求される。 ライバルは配信当初は参加できるクラスに制限があったが、2024年2月29日実施のアップデートにて全クラス解放された。 本作の新機能 レイトレーシング対応 さすがにゲーム本編では処理が追いつかないため、拠点で車を鑑賞する機能である「ForzaVista」使用中のみ適用される。 なお、One系列やWin版でグラフィックボードが未対応の場合は適用不可。 一部の車種は停止中に特定のボタンを押せばオープントップ/クローズドトップの切り替えが可能。車種によっては屋根が開閉する様子までリアルタイムで描写される。 レースにエントリーしてもオープン/クローズドの切り替えは維持される。オープンにしたまま300km/hオーバーの高速レースやクロスカントリーレースを行うのも自由自在。 「MERCEDES-AMG ONE 2022」「FORD MUSTANG MACH-E 1400 2021」「RIMAC NEVERA 2021」と言った同様の操作で走行モードの切り替えが可能な車種が一部存在し、切り替えに応じてエアロパーツが稼働する様子も見られる。 ただし、残念ながらこちらはレースに参加すると強制的にデフォルトのモードに戻されてしまう。 Horizon Adventure 本作のシングルモード。「Horizon UK(*4)でスーパースターとなったプレイヤーが、新たに開催されるHorizon Mexicoへと参戦する」というストーリー。 ストーリーの進行は前作のようなXPによるものではなく、「特定の行動でポイントを積み重ねて新たなショーケースを開催」というシステムになっている。 また、プレイリストもパーセント表記ではなくポイント表記になったため、後何をクリアすれば報酬車が手に入るのかわかりやすくなった。 前作から続投している登場人物も存在し、前作をプレイしているとニヤリとできるネタも。 Horizon Arcade 前作の「Forzathon Live」を発展させた物。Liveが毎時00分スタートだったが、Arcadeは00分から15分毎の1時間4回開催となった。 Liveは始まるまでお題がわからなかったが、Arcadeは予告時点で「スピード」や「ドリフト」といったお題が提示されるようになった。離れた所に2種類提示されるので、好きな方に集合してタスクをこなせばOK。 お題の内容は「スピード」「エアー」「デストラクション」「ドリフト」「カオス(*5)」の5つ。 原則的に「ドリフト」は常設されており、もう片方に残る4種類からランダムで出題という形となっている。 参加人数により目標スコアが可変するようになったので、参加者が1人だけでも十分クリア可能になり、人が少ない時間帯で誰も来なくてクリアが困難…ということがなくなった。むしろ1人の方が簡単にクリアできる。 アコレード 前作の「マイ Horizon Life」に相当するやりこみ要素。 前作DLC「LEGO SPEED CHAMPION」内の「ブロックチャレンジ」と類似したシステムで、提示された数多くの小目標をクリアしていく毎に「アコレードポイント」が加算されていく。 前述の通り「アコレードポイント」を溜めるて新たなレースイベントやショーケース、ストーリーを解放していく。そして特定ポイントまで溜まると「名誉殿堂入り」となり、直近に殿堂入りしたプレイヤーの名前、アイコンがHorizonメキシコフェスティバル会場に設営されている「名誉殿堂ランキング場」に載る他、限定のイベントやアコレードが解放される。本作のストーリー上ではこの「名誉殿堂入り」を果たすことが最終目標となる。 アコレードの中にはクリアすると車や定型文チャット等の報酬がもらえるものや、実績とリンクしているものもある。 特定の車種を使うアコレードではその車に関連する映画・漫画等からのネタが仕込まれていることも。 特に「TOYOTA SPRINTER TRUENO GT APEX 1985」を使ったあるアコレードはクリア時の演出も含めてニヤリとなった人が多いはず。肝心の車種の入手が難しいのが悔やまれるが。 ギフトドロップ 所持している車を他のプレイヤーへ贈ることが可能になった。ギフトの送信はマップ上に点在する掘り出し物発見済みの倉庫へ行く以外にも、ポーズメニューから選択、Wheelspinで車を獲得した際に既に所有している車と重複した場合、競売所に出したあと、落札が無かった時でも行える。 ギフトを受け取ると画面内にメッセージが表示され、マップ上の指定の掘り出し物倉庫へ行くことで受け取ることができる。 受け取った側は感謝のメッセージの送信するかを選択し、感謝のメッセージが送られると送り側の「賞賛」ポイントが上昇する。 ギフトドロップを受け取りたくない場合は、対象の倉庫に近づかなければスルー可能。 ただし、贈る相手については現状では「新規プレイヤー」「所属中のコミュニティのメンバー」など大まかなものしか選択できず、特定のプレイヤーに直接送るといったことはできない。 また、どんな車が送られてきたかは実際に受け取るまでわからない。 「掘り出し物」や、「カーパス」「Hot Wheels」などのDLC車については、ギフトドロップには選べない。 Horizonテストトラック 2023年6月20日実施のアップデートより実装。メキシコ本土マップ全体を使い、マシンのチューニングと試運転が行えるコース。 特徴はワンボタンでいつでもアップグレード/チューニングメニューを開き、使用可能なアップグレードパーツをリアルタイムで、しかも無料で付け替えることが可能な点。 これまではアップグレードパーツ変更による性能変化を実際に試すには、逐一ホームでパーツを購入・変更してからフリーロームで確認するという手間をかける必要があったが、このコースではすぐに試せるようになっている。 もちろん、通常のフリーロームと同様に、チューニングもリアルタイムで行うことが可能(*6)。 テストトラックを終了する際に、変更したアップグレード/チューニングを実際に適用するか否かのダイアログが出る。未購入のパーツが含まれる場合は、ここでパーツ購入費を支払う。 コンボイに対応しており最大12人まで同時に走行可能。なお、フリーローム時とは異なり一般車両は登場しない。 EVENTLAB 2.0 2023年9月13日のアップデートで追加。 海上に浮かぶ、2km×2kmのコンクリート平地が舞台で、足場以外は何もない。 ルートはもちろん、オブジェクトや地形もプレイヤーの思うように設定することができる。会場からちょっと外れた海上にも設置可能。さながらちょっとしたレースゲーム版「マインクラフト」である。 他のマップと同じくフリーロームでの走行も可能で、マップに来ている他のプレイヤーのマシンも表示される。 また、このアップデートで「ルートクリエイター」にも改良や機能追加が施されている(後述)。 その他 『Horizon 4』まではHorizon非公認の野良レースという設定だった「ストリートシーン」だが、本作ではHorizon公認レースに昇格。 他のレースイベントと同じく専用のHorizonアウトポスト会場も用意されている。レース内容自体は従来と同じだが、ゴール地点では専用の紫色のスモークが焚かれるようになり、ゴール地点が直感的に判断しやすくなった。 「ルートクリエイター」モードにて『Horizon 4』では非対応だった「ストリートシーン」イベントも対応されるようになった。一般車の有無も設定可能。 同じく『Horizon 4』の DLC1「Fortune Island」から導入されたトレイルブレイザーが本編でも採用されている。 自分の分身であるキャラクターは、ゲーム中で(特定の場面のみではあるが)喋るようになった。 一部ランボルギーニ車や日産車等に搭載されている4WS(四輪操舵)が再現されるようになった。 ちなみにこの4WS、現実ではドライバーの好みが非常に割れやすい機能であり、主に年式の古い車種で機能をカットする改造が広く知られている。 そのためか本作においても、アップグレードでサスペンションを変更すると4WSが作動しなくなる。プレイヤーの意思でON/OFFを決められないのが残念である。 レース参加時の車種選択にて、所持してる車の中から参加するレースに適した車種が選ばれる「お勧め」タブが新たに追加された。 「Festivalプレイリスト」は本作ではシリーズ毎に明白なテーマが付けられるようになり、そのテーマに沿ったお題が出される。 高難易度チームPvEイベント「トライアル」は、ゲームに不慣れなプレイヤーが不当な攻撃に晒されるのを防ぐための配慮か、「名誉殿堂入り」を果たしていないと参加できないように変更された。 上記の拡張パス側の「Festivalプレイリスト」はシーズンPRスタントとシーズンチャンピオンシップそれぞれ1つだけとなった。 ただし『Horizon 4』と異なり、今回はこちらのプレイリストイベントもシリーズ/シーズンの進行度に含まれ、クリアでポイントが加算される。 シーズンリワードの獲得に必要なポイントは変化しないため、DLCイベントの分だけ報酬の獲得難易度が下がるということになる。 バトルロワイアルモード「エリミネーター」にて、当初はゲーム開始時の初期車両が「VOLKSWAGEN BEETLE 1963」で固定だったが、2023年10月10日実施のアップデートにて「NISSAN TSURU 2010」が追加され、ゲーム開始前に2台のうちから選択できるようになった。 いずれもメキシコで生産され、メキシコ国内にて大衆車として親しまれていた車種。そんな事情もあってか「NISSAN TSURU 2010」は追加収録の要望が度々挙げられており、晴れて収録された形となる。 「VOLKSWAGEN BEETLE 1963」は「Vocho」の愛称がつけられており、この車種に関するストーリーイベントが存在する。 これまでと同じくゲーム序盤でチューニング済の特定の車両数台(*7)の中からどれか1台を選ぶ事になるのだが、本作では自分の選んだ車以外の2台もガレージに追加される(*8)。 評価点 メキシコという地形の豊富さ。 『Horizon 4』では『Horizon 3』に比べるとバリエーションの少ない地形だったが、本作はリゾート地・旧市街・砂漠・遺跡・ジャングル・火山と『Horizon 3』に匹敵するレベルの多種多様な地形、そしてサンドストームやスコールといった環境変化もプラスされ、毎日違った環境で爆走できる。 マップの広さも『Horizon 4』の本島マップの約1.5倍に広大化しており、開けた場所が多いのも相まってマップの広さを十分に実感できるだろう。 マップ中央付近に建設されたスタジアム場は本作マップの目玉の1つ。通常は芝が生い茂ったグラウンドにサッカーボールがポツンと置かれたサッカー場になっているのだが、特定のイベントで舞台となることがあり、その内容に合わせた改装が行われる。 さらに特定のシリーズ期間内ではフリーローム中のスタジアム場内が巨大なアイススケート場やスタントパーク、オーバルサーキット場になる場合もあり、通常とは一味違った遊び方ができる。 クロスカントリーやPRスタントも「山からのロングジャンプ」「山頂から斜面を一気に下る」「川の流れるジャングルを突っ切る」などの多彩な地形を生かしたダイナミックなものが多い。 トヨタの純正市販ノーマル車・三菱車がディーラーでも買えるようになった。 2019年11月末まではトヨタ関係を取り巻く状況が状況だった(*9)ので、これは評価できるポイントだろう。 ちなみに、要望の多かった「TOYOTA SUPRA RZ 1998」のボディキットの装着はもちろん、本作で初登場となった「TOYOTA GR SUPRA 2020」にもボディキットが用意された。ただし、後述するが未だに入手が難しいものもある。 三菱に関しても、『Horizon 4』では無料DLCとして後から追加されていたが、本作では最初から収録されており、『Horizon 4』ではユニコーンカーだった「STARION ESI-R 1988」もオートショーで普通に購入可能となった。 車の馬力・車重の単位が言語設定に依存せず、個別に変更できるようになった。 例えば『Horizon 4』では日本語表記にするとパワーは強制的にKW表記にされたが、今作ではPS(*10)表記にすることも可能になった。 「ルートクリエイター」モードで、前作『Horizon 4』の「Horizon Super 7」モードでもあった、「ジャンプ台」や「標識」などの様々なオブジェクトを設置できるようになった。 前作ではチェックポイントの設置のみであったため、これでより一層、手の込んだコースの作成ができるようになった。 「Hot Wheels」拡張パスを導入すれば、Hot Wheelsで使用されたオブジェクトを、メキシコ本土でも使用できるようになった。 「EventLab 2.0」のアップデート以降は、オブジェクトを複数選択しての一斉移動、コピー、削除機能が追加され、自分や他のユーザーによって様々なオブジェクトを組み合わせてつくられた「プレハブ」を利用・共有することが可能となった。更にこれまで自動生成だったカスタムイベントのサムネイルも自作できるようになった。 カスタマイズ関連。 「駆動系」の「トランスミッション」は、段数も指定できるようになった。 車にもよるが、基本的には6~10速までの範囲で選択可能。4速のみの「ドリフトミッション」を選べる車種もある。他にもデフやコンパウンドなどの要素も追加されている。 「デザインとペイント」では、バイナルの質感を変更できるようになった(「マット(つや消し)」か「グロス(つや有り)」のどちら寄りかに調整可能。)。シリーズ初となるブレーキキャリパーの塗装も可能。 2023年3月29日のアップデートでは、ターボをレース仕様にアップグレードする際に「アンチラグシステム」を装備できるようになった。 また、ターボの有無にかかわらずエンジンや排気系の改造で音が変わるようになっており、アップグレード時に空ぶかしをすることで音をその場で確かめることができるようになっている。 自身のキャラクターへのドレスアップ範囲の増加。 前述した「声」の他にも、「髪」「髪の色」「人工装具(義手や義足)」などといった、より幅広いニーズに合わせてのキャラ設定が可能となった。 2022年9月15日のアップデートで、新たに「補聴器」も追加された。 ゴール直前でもリワインドが有効になった。 前作まではゴール手前ではリワインドが使用不可能なためゴール直前でのミスや競り合いで負けそうになっても巻き戻せなかったが、今作では可能となりゴール直前で負ける事故が減った。 ちなみにゴール直前で敵車と接戦だった場合はHUDが消去され、画面上下に黒帯が表示される映画風の演出が追加されている。 PRスタント「ドリフトゾーン」の難易度改善 『Horizon 4』ではタイヤがコースから少し外れただけでポイント加算が止まると全体的にシビアに設定されており、その影響で一部のドリフトゾーンは理不尽ともいえる高難易度だった。 しかし、本作ではポイント加算範囲が「ドリフト中にタイヤがコースからある程度外れてもポイントが加算される」ように緩和され、クリア基準スコアの引き下げも相まって高評価を取りやすくなった。 前作に引き続き「FORMULA DRIFT」のマシンが収録されているため、これらの車両を使ってさらに難易度を下げることもできる。 それ以外のPRスタントは『Horizon 4』とほぼ同等程度。『Horizon 4』同様に頼れる車種である「HOONIGAN FORD RS200 EVOLUTION 1986」や「MOSLER MT900S 2010」が本作ではオートショーで、しかもそこそこ手頃な価格で購入可能なので、難しければこれらの車両を使うという手もある。 また、本作においてスピードトラップ及び危険サインの最適解とされる車種「KOENIGSEGG JESKO 2020」も、アコレード報酬として大きな苦労もなく入手可能。 一方「プレイリスト」内の「シーズンPRスタント」は仕様が変更されたため、上記の3台で楽々クリアとは行かない(後述)。 駆動方式の格差是正。 詳しくは後述するが、前作ではAWD一択・AWD以外の車はAWD化チューンが鉄板だったのだが、今作ではどの駆動方式でも問題なく活躍させることが可能になった。 特にRWD車が顕著で、リアタイヤが滑り始めるまでの限界が大きく引き上げられ、滑り出した後のコントロールも効きやすくなっている。 1000馬力オーバーのハイパワーRWD車が「トラクション コントロール」「スタビリティ コントロール」の両方をオフにしていてもスムーズに走れる、と言えば前作プレイヤーにはお判りいただけるだろうか。 さすがに絶対的な速さや使い勝手を追求すればAWD一択になってしまうのは前作同様だが、遊びの幅が広がったのは大きな進歩といえる。 また、2023年3月29日のアップデートで「ローンチコントロール」も設定できるようになった。 これをオンにすると二輪駆動の弱点であるスタート時の立ち上がりが改善される。AWDとの格差が更に縮まったと言えるだろう。 ポーズメニュー関連 フリーローム中のポーズメニューに「ホームに移動」が追加され、マイホーム設定されている家へ直接戻ることが可能になった(*11)。 『Horizon 4』ではその都度ファストトラベルで家の前へ戻る等の少々煩わしい手順を踏む必要があっただけに、純粋な評価点であろう。 また、レース中及びフリーローム中での、ポーズをかけた時にメニュー画面が表示されるスピードが、『Horizon 3』以前とほぼ同じになった。 前作『Horizon 4』では、ポーズする度に自車にズームアップする演出が挟まれるせいでメニュー表示まで3~4秒ほどかかっていた(場合によってはフリーズすることもあった)。 再び増したストーリー性 Horizonの一参加者の立場は『Horizon 4』と同じだが、「アコレードポイント」を溜めて新たなイベントを解禁してHorizon会場を発展させていく流れのため、「次はどんなイベントが来るのか」とモチベーションを保ちやすい。あくまで参加者なので『Horizon 3』のようにマッチポンプとツッコまれる心配もない。 映画を意識したような派手な導入部やショーケースと言った演出面でも見所は多い。 フォトモードの強化 2023年5月23日のアップデートにてフォトモードが強化。時間帯、天候、タイヤの向き等の設定が追加され、さらにこれまで車内(運転席)かオフ(存在しない)だけだった自アバターを数パターンからの選択式ながら車外に配置することが可能になった。 自アバターについてはエモートのポーズを取らせることも可能。ただし、イベント開始前/終了時のエモートの流用なので大抵シュールな絵面になりがち。 これにより多彩な写真を撮れるようになった他、撮りたい時間帯、天候になるまで待ち続ける手間が改善された。 また、これらのフォトモードの設定をプリセットで保存することが可能となっている。 「Hot Wheels」関連 『Horizon 3』ではコース毎に参戦できる車のクラスが限定されており、「ブループリント(*12)」でも、変更できるのは「スタントスワップ」(コースの一部ギミックの変更)くらいだったが、(後述するように条件を満たす必要はあるものの)本作ではメキシコ本土同様、「ルートクリエイター」機能をHot Wheelsでも利用できるようになった他、車のクラス制限も自由に変更できるようになった。 「ラリーアドベンチャー」関連 新要素の「Horizonラリー」は好評。レース前の先頭車両がスタートする様子やコ・ドライバー風のナビゲート、強化されたマシンの汚れ表現とラリーレースの雰囲気再現に力を入れており、好きな人にはたまらないものがあるだろう。 配信直後に言語が日本語設定時のみ「音声ナビゲート」の音声が鳴らない不具合があったが、現在は修正済み。 「Hot Wheels」と異なりマシンのクラス制限がないため、始めから好きなマシンで走り回ることができる。 『Horizon 1』にあったラリー拡張パックは本作発売時には既に配信終了となっており、当DLCをプレイできなかったプレイヤーから歓迎された。 『Horizon 1』ラリー拡張パックは本編よりCPUが強い調整でやや高難易度であったが、今回は一部高難易度のPRスタントがあるものの、各レースのDrivatar(CPU)は低難易度設定であれば相応の強さに落ち着いており、初心者でも楽しめるようになっている。 改善点 初期によく起こっていたバグや障害 ゲームパスでもプレイ可能だったため、とりあえずプレイはしてみようというプレイヤーが多かったのか、リリース直後にはサーバートラブルが非常に多かった。 その中でもミッションのクリア状況が巻き戻るというバグはかなり致命的で、Forzathlonウィークリーは「1週間ではなくゲームを立ち上げている間に4つのお題を全部クリア」が必須となっていた時期があった。 また、これに伴い「一度報酬ラインを超えて車を獲得 → クリア状況が巻き戻って報酬ライン以下になる → クリア状況が更新されて再び獲得してしまう」という形で、報酬車を2度取得可能というバグも発生していた。 他にも距離の設定を間違えたり指定の車に乗ってもカウントされない、ゲームの進行状況次第ではプレイリストのお題の条件を満たしてもクリアできなくなるというのが良く起こった。これらには後日「詫びFP」や「詫びクリアポイント」が配布されたほど。 ウィークリーチャレンジが進行しない不具合も多発していた。回避するには言語を日本語からENGLISHに変更するかクラウドでプレイするのが有効な方法とされていた。 なお、これらは2022年10月のアップデート「HORIZON ROAD TRIP(シリーズ12)」あたりから改善し、現時点ではこの問題の発生は確認していない。 車関連 リリース当初はステランティス(*13)に所属するメーカーの車が多数削除されたことが物議を醸していた。 具体的にはアバルト、アルファロメオ・クライスラー・シトロエン・DSオートモビル・フィアット・ランチアがブランドごと削除、マセラティ・オペル・ラム・ヴォクスホールは一部車種のみがかろうじて続投というありさまであった。発売前に公開されたゲーム内映像では「LANCIA STRATOS HF STRADALE 1974」が確認されていた、にもかかわらずである。 その後、2023年8月17日のプレイリスト「イタリア車」配信に合わせたアップデートでアバルト・アルファロメオ・フィアット・ランチアが特定車種の再録のみではあるが復活。2024年5月23日のアップデートではシトロエンがFM・FHシリーズ初登場の車種で復活を果たすなど、削除されたブランド・車種の約半数が復活することとなり、ラインナップの幅は大きく広がった。 「MEYERS MANX FORZA EDITION 1971」「MCLAREN 620R 2021」など、「HORIZON フェスティバル」内では何故か宙に浮いた状態で停められている車もあったが、2023年3月のアップデートでちゃんと地面に設置されるように改善された。 リリース当初は「Rocket Bunny」製のボディキットは収録されていなかったが、2022年11月10日のアップデートで完全復活を果たした。 『Horizon 4』で登場した21のボディキットが再び装着できるようになった。 また、2022年9月15日のアップデートで、「Hyundai Veloster N 2019」と「Volkswagen Golf R 2010」の2台に、2023年3月28日には「BMW M3(1997年と2008年のモデル)」や「Chevrolet Camaro ZL1 1LE 2018」などの4台向けにボディキットが追加されるなど、これまでのシリーズでボディキットを装備できなかった車種にもきちんとフォローを行いつつある。 もっとも、M3に関しては既に2台とも「Rocket Bunny」製のものが用意されているので、もっと他の車種にもフォーカスを当ててくれといった意見も無くはないが 2022年12月7日のアップデートで、日本語と中国語の吹き替えに対応した。 「設定」メニュー内の「言語選択」より変更可能。 日本語吹き替えに関しては、ANNAのナビゲートや「HORIZON ストーリー」の人物、ラジオなどに対応しており、これらは実に『Horizon 2』以来である。 字幕とは異なる所があったり、ANNAでは少しだけ気になる点もある(*14)ものの、それ以外は自然に訳せている。 プレイリスト関連 前作から改善された点として「トライアル」は3戦固定から2本先取で決着がつくように変更され、敵車の強さも前作から大幅に引き下げられた(*15)。 また「Playground Games」は3本先取制から2本先取制に短縮され、「デイリーチャレンジ」お題の期限も3日間から1週間に延長されている。 「Playground Games」はシリーズ4までは『Horizon 4』と同じく毎シーズン設定されていたが、シリーズ5以降は設定頻度が減少され、現在は原則的に各シリーズの冬シーズンのみ設定となっている。 ちなみに『Horizon 4』ではチーム戦かつ「フラッグラッシュ」「キング」「インフェクテッド」全てプレイしていたが、本作では従来通りのパターンだけでなく、3戦全てが同じゲームであったり、個人戦など変則パターンも時折登場する。 その他 本作最高額のホーム「ホテル カスティージョ」を購入すると特典として「デイリーWheelspin」が1日につき1回分貰えるようになるのだが、発売後しばらくはこれがきちんと機能しておらず、1日何も貰えない時があった。 2023年3月29日のアップデートで改善され、デイリーチャレンジの各お題が有効になった後(*16)にフリーロームに入る事で必ず貰えるようになった。ただし「メキシコ」でフリーロームに入ったタイミングで支給されるため、ホームをHotwheelsパークかシエラ・ヌエバに設定している場合は取り忘れに注意が必要。 ガレージの収容台数が2000台へと拡大、チューニングとデカール・デザインの保存件数も1000にまで引き上げられた。 賛否両論点 前作と比べて季節毎の変化が乏しい ロケーションの都合上仕方ない部分もあるが、本作は冬でもカルデラ山を除いて雪が降らなかったりと季節毎のマップの変化にやや乏しい。せっかく「スノータイヤ」は「オフロードタイヤ」と切り離され、個別で買えるようになったというのに、これでは無駄な手間を増やしただけで意味がない。 この点に関しては季節毎にマップがわかりやすく変化した『Horizon 4』の方がよかったという声も見られる。 一方『Horizon 4』の冬は多くの舗装路が雪が積もったスノー路面に変化して滑りやすくなる関係上、レース等では悪路走破性能の高いAWD車一択な部分があった。 今回はスノー路面になる舗装路がほぼなくなったため、季節に縛られず好みの車に乗りやすくなったともいえる。 冬以外の春~秋についても、季節ごとダイナミックな変化を感じられた『Horizon 4』と比べると変化は寂しいものになってしまった。雨季で存在する川が、乾季だと干上がったりする程度。 レースゲームであるためしょうがない部分ではあるが、シリーズも5作目であるためマンネリ気味。 『Horizon 4』では『Horizon 3』以前の作品になかった要素を多く追加したが、今作は目立った新要素がなく、また引き継いだ要素が多いことから『Horizon 4』をやりこんだプレイヤー程既視感を感じてしまう作品に。 ラジオの収録曲が前作『Horizon 4』や前前作『Horizon 3』と比べて多様性に乏しく、キャッチーな曲も少ない。 今作のタイトル画面のBGMは好評であるのだが、前作と違ってゲーム中のラジオでは流れないのが惜しまれている。 とはいえBRING ME THE HORIZONやFoo Fightersなど、世界的に名だたるアーティスト達の楽曲を起用している点は流石と言ったところか(これらは「Horizon XS」チャンネルで聴ける。)。 現在のシーズンイベントではこれらを印象付けてしまった楽曲設定の偏りが解消し、さらにアップデートで楽曲やラジオ局も追加されるなど改善された。 ペイント関連 本作では『Horizon 4』までとは違い、「バイナルとデカールを適用」モードではUIがヨコではなくタテに移動する方式となっているので、過去作に慣れ親しんでいる程扱いづらい。慣れれば何とかなるが…。 エリミネーター関連 「評価点」で述べたように、本作では2WD車の挙動が乗りやすく改善されたためか、元々2WD車だった車はAWD化されず、そのままで登場している(前作では登場するほとんどの2WD車がAWD化されていた。)。 しかし、オフロードを突っ切ってのショートカットなどを要求されることも多いエリミネーターでは、AWD車の方が圧倒的に有利なことは前作と変わりない。 とりわけハイパワーRWD車は本モードのゲーム性と相性が悪く、「CHEVROLET CAMARO ZL1 2017」や「RJ ANDERSON #37 POLARIS RZR-ROCKSTAR ENERGY PRO 2 TRUCK 2016」(どちらもハイパワーRWD車)などといった、前作ではかなりの戦闘力を誇っていた高レベル車が実質的に弱体化されてしまった。プレイヤーによっては「地雷」扱いされてしまうことも…。 ただしエリミネーター自体、車の強さだけでなく、戦う相手や自分のウデ、バトルする場所と言った全てがランダムに決まり運に大きく左右されるものであり、一概に「高レベルAWD車1強」ではないというのも確かである。実際、YouTubeなどの動画サイトでは、2WD車で自車よりもレベルの高いAWD車に勝つプレイヤーも確認できる。 『Horizon 4』の時と同様、エリミネーターがプレイできるのは本土マップのみで拡張パスのマップは非対応。 もっとも「Hot Wheels」はレールコースが主体で自由移動できる地形が限られ、「ラリーアドベンチャー」はマップが小規模かつ入り組んでいる…とエリミネーターで使用するには不向きな部分があるため、仕方がない点ではある。 フェスティバルプレイリスト関連 「ストリートシーン」の「シーズンチャンピオンシップ」イベントにおいて、通常時や「トライアル」では走行している一般車が何故か登場しない。 ただ、このおかげで一般車回避の手間が省けて走りに専念できるともいえるため、一長一短か。 一度「一般車増量」のストリートシーンが登場したが、Drivatarがその量に対応しきれなかったのか次々と一般車に追突してしまい、道を完全に塞いでしまうようなレースらしくないレースになってしまったことがある。 「Hot Wheels」関連 やはりリアルな世界観を望むプレイヤーからは厳しい評価がなされた一方、「遊んでみたら面白かった」「『Horizon 3』の時には遊べなかった(*17)のでこれは嬉しい」と言った好意的な意見もある。 ステージがステージなので仕方ないのだが、Cクラス以下の車はおススメされない。 車の選択画面では「!」マークが付けられており、乗ろうとすると「Bクラス未満のため、パーク内での走行に支障をきたす可能性がある」という旨のメッセージが出される。一応このメッセージはオフにすることもできるが。 走れないことはなく、前述したようにCクラス以下での車によるレースイベントの作成もできる。 そもそも第1弾の発表が遅すぎる。 『Horizon 3』と『Horizon 4』とも、第1弾はメインタイトル発売から約2ヶ月程度で発表されていたが、今回は実に発売日から半年以上経ってからの発表であった。 制作環境の事情やステージの作り込みも考えると、延びても仕方なくはないが。 「ラリーアドベンチャー」関連 ヘリコプターの乗員からコースをナビゲートされる設定のため、レース中はヘリコプターが常に上空を飛行しているのだが、このヘリの存在が「雰囲気作りに貢献している」「正直鬱陶しい」と賛否両論。 「イベントラボ」ではヘリコプターの有無を設定できる一方で、本編レースではヘリの存在を設定でオフにする事ができないのも批判に繋がっている。 問題点 『Horizon 4』の過ちを繰り返した「FESTIVALプレイリスト」 『Horizon 4』の段階で「手間がかかり過ぎて期間内にさばききれない」など多数の批判を浴びていたが、本作になってさらに悪化した。 このチャレンジの中には「エリミネーターで30位以内 or 相手を〇人倒す」「Horizonオープンレースで1位を取る」と言った対人戦で一定以上のウデを要求されるもの(*18)や、自分のウデに加えてチームメンバーにも左右される「トライアルのクリア」といくら自分が頑張っても無駄になる可能性があるミッションが含まれているのが厳しい所。 難易度が高く参加にも条件があるトライアルに多くのポイントが配分されているなど、ポイントの割り振りにも問題がある。 「シーズンPRスタント」は『Horizon 4』にはなかった車種・クラス指定が設定されるという致命的な改悪が行われた。 シーズンごとにいちいち車両を手配する金銭的な問題はもちろん、チューニングのコツや各車種ごとの性能についても造詣を求められ、プレイヤーに過剰な負担を要求する状況になってしまっている。 クリアに必要なレコードは当然ながら指定されたランク相応の数値になってはいるものの、だからと言ってクリアが簡単になっているということもなく、言うまでもなく評判は非常に悪い。 「HORIZON ROAD TRIP(シリーズ12)」においてようやく車種制限が廃止されたものの、クラスに関しては「S2クラス以下」という制限が課されたままで、『Horizon 4』のようにXクラスの車両で攻略することができない。 そのくせ『Horizon 4』同様に☆3の水準をはるかに上回る結果を要求される(*19)ため、攻略難易度という点ではむしろ悪化してすらいる部分もある有様であった。 その後「アップグレードHEROES(シリーズ22)」において、あろうことか車種制限付きのシーズンPRスタントがまた出題されるようになり、サービス開始当初より状況が悪くなるというありえない事態に陥ってしまっている。 トライアルは前述の通り『Horizon 4』と比べ難易度が低くなったものの、時折出題される特殊ルール「ストックショーダウン」だけは別。 このルールはノーマル車限定のワンメイクレースというものなのだが、ノーマルかどうかの判定基準はPIだけなので、ノーマルと同じPIを維持してさえいればアップグレードやチューニングも認められる。 チューニングができると聞くと大変ではなさそうに思えてしまうが、実際はしっかりとPI計算やチューニングができて初めて勝てるというシビアな調整となっており、『Horizon 4』の劣悪な難易度に逆戻りしてしまったかのような惨状を呈している。 シリーズ4アップデートでお題目数が調整されたレベルの圧倒的不評点だったが、今度は今度で「トライアルをクリアしないと週間ポイント報酬の2台目の受け取りが難しくなる」という弊害が出ている。 シリーズ4以降、シーズンポイント報酬車の内アップデートでの追加ユニコーンカーは原則的に1台目に設定される(*20)ようになり、追加ユニコーンカーが欲しいだけであれば入手の手間と難易度は下がった。 とはいえあくまで「原則として」なので、シリーズで6台目以降のユニコーンカーが設定された場合には、特定の季節の2台目に投入される場合もある。 過去報酬になったユニコーンカーの再配布に関しては比較的早い段階でフォローが入ったが、『Horizon 4』にあった「Horizonバックステージ(*21)」が現時点ではないため、ユニコーンカーの入手のチャンスを逃したり2台目以上が欲しくなった場合は、再度プレイリスト報酬で来るのを待つか、競売場でボッタクリ価格で買わないといけなくなる点は相変わらず。 その上、本作ではアコレードの中に「競売場で車を2000万Crで買う」「競売場で車を2000万Crで売る」が存在する。つまり、公式がボッタクリ価格での取引を推奨しているのである。 2024年2月1日から始まったシリーズ30よりプレイヤーからの要望により選出されたユニコーンカー13台がオートショーに追加され、常時購入可能になった。 上記の「Horizonバックステージ」のように、今後対象の車両が増えていくかは現時点では不明だが、少しずつ改善されていくことを願いたい。 達成度報酬の入手難易度がわずかずつながら改善されている一方で、それ以外の報酬の質が落ちているという問題が新たに発生している。 現状のプレイリストでは、各課題ごとの報酬として設定されるのは毎回店売り車種で、それも直近のプレイリストで役立つわけでも、特に高額なわけでもない車種ばかり。課題1つこなせばユニコーンカーが手に入ることも珍しくなかった『Horizon 4』とは雲泥の差である。 レアなアバターアイテムなどが報酬として設定されることもあるが、レースゲームである以上レア車両の価値には到底及ばない。 ForzathonショップやSUPER 7の報酬も、シリーズを重ねるごとに貧相になっている。前者は200万Crクラスの高額な、あるいはプレイリストの攻略に使える店売り車種が設定されれば御の字、後者はSuper Wheelspinですら最高クラスの報酬という、前作からは考えられない惨憺たる有様である。 先にも触れたとおり、本作は特定のシリーズ期間中のみ開催・配置されるイベントやアトラクションがあるのだが、ほとんどの場合それに関連したアコレード(「エボルビング ワールド」が該当)も追加される。 そのため、アコレードの全解除を狙う場合、解除し損ねてしまったら次に解除できるチャンスがいつ訪れるかわからない。期間限定のアコレードなのにユニコーンカーが要求されるという馬鹿げたものが追加された(*22)ことすらあり、批判を集めている。 敵AI車のインチキ臭い挙動 これも初期にかなり槍玉にあげられていた物で、原因はDrivatarの学習不足に加え、タイヤのグリップが異常なほど高いせいとみられており、無学習(Lv1)の神レベルDrivatarはスキを一切見せずに走っていたレベルである。 グリップがどれくらい異常かというと、横方向は「ダートコースでグリップ走行する」レベルであり、縦方向もスタートのゼロ発進ではいくら緻密にアクセルをコントロールしても、2人ぐらいには抜かれるレベル。 一度クロスカントリーでは名指しで下方修正を行ってはいるが、それでも依然として異様なハイペースで走行する箇所が存在したりと挙動の怪しさは変わっていない。 一方オンロードの玄人レベルDrivatarの「高速コーナーに弱い(*23)」という点は『Horizon 4』から相変わらずであり、エンジン強化よりも足回り強化を優先するとプレイリスト攻略は楽に進む。 ただし、一部カテゴリの車(「トラック トイ」カテゴリの「CATERHAM SUPERLIGHT R500 2013」や、「エクストリーム トラック トイ」カテゴリの「ARIEL ATOM 500 V8 2013」など)に関しては、チート加速な上にそういったコーナーも減速を殆どせずにこなしてくるものもある。 また、難易度やクラスによってはDrivatarが曲がり切れずに次々と自滅していくコーナーが少数だが存在する。 相変わらずバグ・不具合が多い 前述のとおり、深刻なものはあらかた修正されたものの、今なお大小さまざまなバグが残っている。 「走行履歴に異常な値が計上される」「指定された車種に乗ってもウィークリーチャレンジが始まらない」「指定の車種で〇km以上走るチャレンジで走行距離がカウントされなくなり達成不能になる」「トレジャーハントで指定された条件を満たしても、宝箱が配置されない(*24)」「フェスティバルサイトのForzavistaで車両を見ると、タイヤが明らかに接地していない」「ブループリントでストリートシーンのイベントを作成しても、チェックポイントが専用のデザインにならない」など、各ハードごとに様々な不具合が報告されている。 相変わらずおかしい翻訳 「トライアル」を「試用版」と前作から存在する誤表記等、本作でも翻訳がおかしい部分がみられる。 その最たるものがプレイリストで時折登場する「トレジャーハント」で、プレイリストに表示されたヒント画像と文章を元にミッションをこなして報酬が入った宝箱をマップ上に出現させるという流れで進行するのだが、手掛かりの文章が妙な文章になってヒントになっていなかったり、出現条件の一部になってる文章が抜けている(*25)ことがあり、宝箱出現の難易度を無駄に上げてしまっている。 また、ウィークリーチャレンジでもクリア条件を把握するのが困難なレベルの酷い翻訳が見られる。最たる例がシリーズ30夏シーズンでのチャプター3「ドリフトシーズン」で「の50/50の重量配分で、する。」と全く意味不明な文章となってしまっている(*26)。 シーズンイベント、トライアルの達成条件も誤訳の影響で難解な文章になっており、無駄に難易度をあげてしまっている。 ストーリーの文章が<>で囲われただけで翻訳を放棄されていることもある。別にスラングやスペイン語やでないと意味がない文章でもないのに放棄されているのは手抜き以下だと思われても仕方がない。 ゲーム内でのメーカー名、車種名は原則的に英数字表記だが、一部は何故か日本語表記になっており、統一感がなくチグハグなことになっている。 中には車種名が長すぎてメニュー画面で所持金表示と重なっていたり(*27)、「HENNESSEY CAMARO EXORCIST 2019」が「HENNESSEY カマロ 祈祷師 2019」「祈祷師 19」(*28)と『Horizon 3』の「2016 ROLLS ROYCE 明け方」(*29)を彷彿とさせる珍翻訳になっているものもある。 実績「チキンディナー」は解除条件が「エリミネーターを初めてプレイする」となっているが、実際はエリミネーターで優勝しないと解除されない実績である。 原文では「Win your first game of The Eliminator.」となっており、明らかな翻訳ミス。条件が条件だけに得意不得意の差はあれど解除が難しい実績というのもタチが悪い。 車関連の問題点 「改善点」でも述べたように、ストランティス関連のメーカーの大半が復活収録を果たしたのだが、その一方でクライスラーやDSオートモビルなどの一部メーカーについては未収録のままである。 また、フェスティバルプレイリスト内のサムネイルの中には現時点で未収録の過去作に登場した車種が写っている事もある。 「FERRARI 458 ITALIA 2009」用の「LIBERTY WALK」製ボディキットが未だに登場していない。 「SUBARU LEGACY B4 2.0 GT 2005」等の前作同様「アザーカーとしては登場しているがプレイアブルでは登場しない車」が存在する。 このうち前作でプレイアブル車だった「MITSUBISHI GALANT VR-4 1992」は発売当初はアザーカーとしてのみの登場だったが、2023年2月2日のアップデートで、ユニコーンカーではあるがプレイアブルとして復活を果たした。一方で前述のLEGACYに関しては未だにアザーカーとしての登場のままである。 「掘り出し物」の車は、ガレージからの削除や、「競売場」で出品・落札、「ギフト ドロップ」で贈る事もできない。 1台限りなので、手放したい時や、複数持ちしたいという時に困る。ガレージから削除できないという仕様は過去作でも同じであったが。本作の掘り出し物の中には「DODGE VIPER GTS ACR 1999」や「JAGUAR SPORT XJR-15 1991」といった、高性能な車もあるので…。 というか、後者のような完全新規車種ならともかく、前者のような「前作までは普通に売買できた車」を、何故売買できなくしてしまうようにするのか、という意見もある。 また、外観を改造するパーツも決して多くはない。ボンネットに至ってはエアロパーツが用意されていない車両も多い。 アバターの衣装や家の購入費用が高い。 特に衣装の金額設定はボッタクリといえるほどで、アイテム1つで数千~数万単位のクレジットを要求される。場合によってはへたな車より高価である。服1着で日本円にして100万円とか1000万円とかどういう世界だよ。 家の購入費も、最も高い物件で500万Crと前作と比べると安くなったものの、ゲーム内で稼げる金額を考えるとまだまだ高すぎる。 『Horizon 4』同様に家購入の特典として「ファストトラベル」や「Forzathonポイント獲得量2倍」と言った便利機能が解禁されるため、ゲームの進め方次第ではこれらの機能を使えるのが随分後になってしまう。 このようにクレジットの使い道が増えたにもかかわらず収入面は『Horizon 4』と変わらず、効率的な金策も無い(*30)ため、金稼ぎのために仕方なくレースイベントをこなさなければならないこともしばしば。 そもそも車が主役のゲームであるにもかかわらず、車以外の部分で出費に悩まされるのはいかがなものか(*31)。 Wheelspin、すなわちガチャの出目は前作同様やたらと渋い。 相変わらず数千~2、3万程度の少額のクレジットしか当たらない確率が高い。また本作では、すでに所有している車種は当選確率が大幅に低下するようになっているらしく、結果として安価な車が少額のクレジットに置き換わる形となり、体感的には前作以上に出目が悪くなったように感じられる。一応、高額クレジットや希少車種に当選する確率は『Horizon 4』と比べれば多少は高くなっているようなのだが…。 そのうえ本作では、XP獲得によるボーナスでWheelspinを獲得するチャンスが前作よりも少なくなっており、絶対的な報酬獲得のチャンスが減少してしまっている(*32)。いくら当たり確率が上がったところで、それ以上に試行回数が減ってしまったのでは何の意味もない。 『Motorsport』シリーズのように、自分のDrivatarがレースしてお金を稼いでくれる、というのもない。金額こそ多くなかったものの、地味にキツい点でもある。 『Horizon 4』にあった、クリア状況に応じた額のクレジット収入が定期的に振り込まれる「ビジネス」が現時点では未実装。 「Forza HUB(*33)」に対応していないというのが一番痛いかもしれない。これに代わるサービスを実装予定とのアナウンスもされたが…2024年現在でも未だに音沙汰は無い。 「ルート クリエイター」関連 「評価点」で述べたように、ルートクリエイターの自由度こそ上がったものの、あまりにオブジェクトモリモリの作り込まれたコースだと処理落ちが多発し、マトモにレースできなかったり、フォトモードでの処理に時間がかかるといった弊害も。 そしてそういうコースに限ってプレイリストの「スタッフの選んだユーザーコース」としてお題に出てくる事が多々ある。 ルート作成後は「イベント作成」の「プレイのルール」の設定を必ずしておかなければならないのだが、これが日本語だとイマイチな翻訳のせいで妙に分かりづらい。 また、プレイする環境によっては、設置されたオブジェクトが読み込まれず、マトモに走れないといった問題もある。 「Hot Wheels」関連 一部、数秒ほど動作がスローになる演出のある区間がある。 特定でのイベントのみでならともかく、フリー走行中やレースイベント参戦中にでも起こるので、正直鬱陶しい。 「Hot Wheels アカデミー」をこなしていかないと、最初のうちはロクに自由に車を選んで乗ることができない。レースだけならともかく、フリーローム中にもこの乗車クラスの制限がかかる。 ちなみに、最初はBクラスの車で固定。思わずハイスピードで走りたくなるレイアウトや仕掛けが多いだけに少々勿体ない点である。 「レジェンド」クラスのミッションに「"Hot Wheels ライバル" にて全てのコースをクリーンタイム(*34)で走ってランキングに投稿する」というものがあり、やや面倒。 メキシコ本土にも同じアコレード(&月間のプレイリストミッション×2)が存在するが、そちらは「ほとんどの部分に路肩があるので多少のはみ出しならクリーンタイムになる」のに対し、Hot Wheelsでは「ほとんどの区間で両端が壁なので、ミス=壁ヒット=即リトライ」となってしまう。本土マップとは異なり、こちらは実績取得の条件にもなっているので、実績コンプを狙う上では無視できなくなる。 クリーンタイムを達成してさえいればいいので、コントロールしきれる程度のスピードで安全運転をしても条件を満たすことはできる。が、マップの構造上低速での走行が難しいセクションもあるため、どちらにせよ一筋縄ではいかない。 特定の時間帯ではランキングに反映されないという問題も。 上記の通り「Hot Wheels パーク」でのシーズンチャンピオンシップとPRスタントも「フェスティバルプレイリスト」のポイントを獲得できるのだが、それに応じて進行度MAX達成に必要なポイントの最大値まで引き上げられてしまうため、これらもクリアしなければシーズン及びシリーズの進行度をMAXにできなくなった。 さらに「Hot Wheels」のイベントに参加するには「Hot Wheels アカデミー」の「エリート」クラスまでクリアしておかなければならない。スルーしてもシーズン及びシリーズリワード獲得に一切支障はないのだが、獲得難易度は確実に下がるため迷惑な仕様といえる。 ちなみに、1シリーズ内のフェスティバルプレイリストのイベントを全てクリアすると取得できる実績「MAXとの邂逅」は、「Hot Wheels」「ラリーアドベンチャー」の拡張パス側のイベントは実績取得条件の対象外となっており、DLC未所持でも実績の取得が可能になるように配慮されている(*35)。 このマップのPRスタント、S1やS2等マークがついているので、そのクラスの車でないとスターが取得できないと思わせつつ、実はそれ以上のクラスの車でも取得可能(*36)だったりする。せっかく出現直後に車や走らせ方を頑張って取ったのに…と悲しくなれる。 「ラリーアドベンチャー」関連 「Hot Wheels」同様に「フェスティバルプレイリスト」イベント参加にはゲームを進行させる必要があるのだが、本拡張パスではあろうことか最終レースの「Horizon Badlands ゴリアテ」をクリアしないと参加資格が得られない。 そのため、シーズン及びシリーズの進行度をMAXにさせるには急いでストーリーを全てクリアする必要があり、本拡張パス配信直後はストーリーをじっくり楽しめないという声が多かった。 とはいえ「Hot Wheels」の時と比べれば、要求される時間と手間はまだ少なくて済む。「ラリーアドベンチャー」の製作に「Hot Wheels」の反省が生かされていたことが、プレイリストの劣悪な仕様により証明されるという皮肉な結果となった。 「フェスティバルプレイリスト」内の「シーズンチャンピオンシップ」にてレース方式が選べず、常に全車同時出走の「Horizonレース」で固定。 本土マップや「Hot Wheels」マップに比べて道幅が狭い箇所が多く、トラックなどが参加条件の大型車両のレースでは、道全体が他車でほぼ塞がってしまいオーバーテイクがままならない状況になることも…。 その他 乗車中のDrivatarの動きがカクカクになる。 One版で確認。 指定された車種を確認するページがあるのだが、不便なことにそのページから直接車の乗り換え、車の購入を行うことはできない。 ページに載った車を記憶や写真撮影等で記憶した後、別途マイカーページに移動し車を探すため非常に不便な仕様である。 また、確認ページで例えば「Aクラス日本の車」で表示された場合、それは「新車状態でAクラスの日本の車」である。 実際にそれを使うよりかはBかCクラスの車をAクラスになるまでチューニングして使ったほうが遥かに楽。 新機能で触れたレース参加時の車種選択での「お勧め」タブだが、これをオプションで切ったりする事はできない。 所持台数が増えてくるとお勧め車種の読み込みで何秒も待たされることになり、テンポが悪くなってしまう。 『Horizon 4』ではレース中でも表示されていたチャレンジ完了通知がフリーローム時のみとなった。オーバーテイク、クリーンレース、ドラフティングといったレース中のみ成立できるスキルを〇回成立させるチャレンジで条件を満たしているかの確認をする場合、一旦レースを終了させる必要がある。 「チャレンジカード」にてリトライした際に『Horizon 4』では開始前デモをスキップ可能だったが、本作ではリトライ時でも開始前デモをスキップできなくなった。 高難易度のチャレンジで失敗してリトライする毎にデモを一々見なければならず、テンポがやや悪化している。 相変わらずDrivatarのレベルを「プロ」以下に設定した時に出る「レベルを変更しますか?」のメッセージをオフに出来ない。 XPボード、ファストトラベル・ボーナスボードの設置場所がやたらと難しいものが増えた。 特定の建物や岩の上だけでなく、橋桁の中段辺りやホテルのバルコニー、鉄塔の上からぶら下げられているものまである。最後に至ってはどうやって設置したんだよ 一応、上記の難易度の高い場所の周辺にはこれを使えと言わんばかりのジャンプ台や砂山などがあり、これとリワインドを駆使すれば取れるようにはなっているが…。 総評 前作で大不評だったプレイリストを続投した上でさらに悪化させたことや、相変わらずのバグの多さが難点である。 しかし、本シリーズのウリである広大なマップを走り回る楽しさは本作でも不変。ドライブ部分については安心のクオリティである。 現在はプレイリストの簡易化やバグフィックス、リリース当初は未登場だった車種ブランドやパーツ類についても、アップデートで復活を果たすなど順調な改善を見せているので、現在のバージョンであれば問題なく遊ぶことができるであろう。 余談 恒例であった無料の体験版はリリースされず、パッケージ版も標準版(通常版)のみでデラックスエディション・プレミアムエディションはダウンロード販売のみとなった。 パッケージ版、もしくはゲームパス利用者はDLCのプレミアムバンドルパックを購入することで、プレミアムエディション相当へのアップグレードが可能。 VIPメンバーへの報酬である「Super Wheelspin 2個」は、前作では日本では土曜日に贈られたが、本作では金曜日に変更された。 上記のゲーム序盤の車種選択でGRスープラを選んだ場合「A90スープラ」と言われるが、実際の形式番号は「A90」ではなく「DB02」である。 しかしながら、先々代は「A70」で、先代は「A80」だったこともあり、その流れで発売前に使われていた「A90」という俗称が浸透しきっている現状もあるので、そういう意味ではあながち間違いという訳ではない。 北米市場ではマイナーチェンジを記念した「A91 Edition」なる限定車も発売されたほどで、むしろ正しい型式で呼ばれる方が圧倒的に少なかったりする。 本作の発売からわずか1週間でプレイヤー数が1000万人を突破した。ちなみにXboxのタイトルとしては史上最高の初週記録だそうである。 また、発売から半年経った6月には2000万人を突破した。これも『Forza』シリーズとしては最速の記録である。 さらに、発売から18ヶ月後の2023年5月に3000万人を突破したことがTwitterユーザーより確認された(参照)。 メタスコアはXSX版は92(ユーザースコアは8.2)とそれなりに高い評価がされている。 Win版だとやや落ちるものの、それでも91(ユーザースコアは6.7)を記録。 カバーカーはメルセデスAMG・Oneとフォード・ブロンコ(6代目)。 AMG OneはF1を参考にした故に、システム出力1000馬力を越えるハイパーカーでありながら1600cc、1300kgというスペックであり「日本の区分だと排気量税も重量税も安い」とネタになったことがある。 ちなみに、この数字はプロトタイプの物で、市販モデルの最終的なスペックは1063馬力・1695kgと大幅増量になってしまった(*37)が、ゲーム内では889馬力と何故か馬力が落とされている。 この車の「FORZA EDITION」モデルがゲーム内で登場する予定であったが、残念ながら没となってしまった模様。 記念すべき最初のアップデートで追加された「DeLorean DMC-12 1982(*38)」という車だが、コンシューマ向けの『Forza』シリーズに登場したのは2011年発売の『Forza Motorsport 4』以来(*39)。 長らく『Forza』シリーズに登場していなかった(というより登場させられなかった?)原因として、上記作内の「Autovista」モード(現在で言う「Forza Vista」モード)で、ジェレミー・クラークソンがDeLoreanやDMCに対してボロカス言いまくったせいだ、と言われている…当然ながら真相は明かされていないが(参照)。 ちなみに上記のジェレミー・クラークソンの説明はアップデートで削除されているため、現在は聞くことが出来ない。 シーズン報酬として設定されたシリーズ1「メキシコへようこそ」夏シーズン以降プレイリスト報酬に設定されず、本作でのプレイリスト報酬車としてはトップクラスのレア車両であったが、シリーズ34「Horizon レトロウェーブ」にてシリーズ報酬として約2年半ぶりに再配布された。 9月15日より、「シーズン○(○には数字が入る)」という呼び方はせず、新規に追加される車種やそれにまつわる話題・『Forza』シリーズに関した話題に関連したタイトルに変更された。 また、その時のアップデート「Ramiのレース経歴」で追加された「MERCEDES-BENZ 300 SLR 1955」という車だが、この車の値段が「1億4300万Cr」という、『Motorsport』シリーズを含めても歴代最高額となった(*40)。 一応、シーズン11「Ramiのレース経歴」とシーズン15「ホライゾン ホリデー」の2回プレイリスト報酬となったが、これを逃した場合はディーラーの通常販売を頼るしかない…。 ちなみに「競売場」で設定できる上限額が2000万Crなので、実にその7倍以上である。それ故、設定できる最低価格も1000万Crからとなっている。 この車自体は前作『Horizon 4』で、『Horizon』シリーズへの初登場となったのだが、その時点でも800万Crと決して安価ではなかったものの、前述の通り、億単位での販売は前例がなかった為、当初は「値段のつけ間違いではないか」などと物議をかもしたりもした。 だが、これを利用して「問題点」でも述べた「2000万Crで車を売る・買う」といったアコレードを解除するのに役立った…とか。 ちなみに現実世界でも、この「300SLR」をベースにたった2台だけが作られた「300SLRウーレンハウト・クーペ」というモデルが、オークションにて歴代最高額となる1億3500万ユーロ(日本円にして約182億円)で落札されたので、ゲーム内でのこの値段設定もおそらくこれに関係している…のかもしれない(参照)。 10月13日のアップデートでは、『Horizon』シリーズ10周年を記念した内容となっており、歴代『Horizon』シリーズに登場した車や、シリーズで人気の高かった楽曲を集めたラジオ「Horizon MixTape」に加え、カバーカー(*41)を駆り、過去に登場した人物やその人物の最近を振り返るストーリー「Horizon オリジンストーリー」と、ストリートレースで4勝するごとにユニコーンカーが手に入る「ミッドナイト バトル」などが追加された。 また、その期間限定イベントとして、「メキシコ本土のどこかにある「フェスティバル」を見つけ出し、過去のワールドの写真を背景にカバーカーの写真を撮る」「過去作のボーナスボードを10個破壊する」といったものがあった。 ただし、この「フェスティバル」が地味に見つけづらく、またやることも前述したとおりの2つくらいだったので、「10周年なのにもっと盛大に出来なかったのか」などの意見があり、あまり評価は良くなかった。 オープニングデモも、この期間はロゴが『Forza Horizon 5』から『Forza Horizon 10th Anniversary』に変更されたほか、ムービーの内容も(一部車種は異なるが)過去作のオープニングデモをセルフオマージュしたような内容となった。しかも季節ごとに初代『Horizon』~『Horizon 4』を模した物に切り替わるというものだった。こちらは概ね高評価であったが、1週間で切り替わる上にその1週間限りでしか見ることができない(*42)のを惜しむ声もあった。 通常なら1週間ごとに夏から春へとシーズンが変化するのだが、2023年12月7日より始まったシリーズ「ウインター ワンダーランド」では、4週全てが冬という変則的な構成となっている。 季節を題材としたシリーズは過去に2023年7月20日~2023年8月17日のシリーズ「サマーパーティー」があったが、こちらは通常通り夏から春の構成であった。 海外限定のキャンペーンでしか手に入らない車がある。 例えばロサンゼルスのコスメ「OPI」の製品を購入れば入手できた「FORD GT OPI EDITION 2017」や、ビスケット菓子「OREO」とコラボした「PAGANI ZONDA CINQUE ROADSTER OREO EDITION 2009」など。これらのキャンペーンはアジア圏では展開していない。元が洋ゲーなので仕方ないといえば仕方ないが。 一応、日本でも入手できた車では、特別仕様の「Xbox ワイヤレス コントローラー Forza Horizon 5 リミテッド エディション」を購入することで入手できた「FORD DE LUXE FIVE-WINDOW COUPE Forza Edition 1932」があったが、そのコントローラ自体が定価では入手不可能なレベルでレア物、という代物であった…。 いずれの車も、特別なペイントだけでなく、ベース車両より若干PI値が高い(*43)と言った違いもある。もっともこれら限定のイベント・アコレードなどは無く、「マシン コレクション」にも影響しないのが幸いか。 ちなみに、これらも競売場に出品・落札できるが、そのためにはそれに対応するDLCコードが必要なので、結局上記の商品を購入しておく必要がある。 「OREO」のキャンペーンは何故かブランド発祥地であるアメリカは対象外となっている。 本作を含む『Horizon』シリーズの開発元であるPlayground Gamesは、現在Xboxハードを代表するアクションRPG『Fable』のリブート版を開発していることが公式に明かされている。 2022年1月をもって同社の共同創設者であり、スタジオディレクターも務めてきたGavin Raeburn氏が退社、今後は同じく共同創設者であるTrevor Williams氏がスタジオヘッドとしての役割を引き継ぐとのこと(参照)。